どうも、もっぴー(@toratuba51)です。
結論から言うと、ルーティンは必要!
やればすぐに結果に結びつく。とはならず、効果を実感しにくいことで、やらずじまいの人も多いと思います。
しかし、今は「もっと早く試しておけばよかった」と思うのです。
ルーティンを取り入れるとプレーの質が向上します。即効性はないにしても、長いスパンで考えたときに効いてきます。
一流選手が、こぞって取り入れているのはそのためです。理にかなっていて効果を期待できるからです。
そんなルーティンの効果とやり方ついて、紹介しますので参考にしてみてください。
ルーティンのすばらしさ
スポーツ選手は、『この一瞬』に最大限のパフォーマンスを発揮することに懸命です。
いつ、どんな状況でもベストを尽くすべく、過酷なトレーニングを繰り返しています。
「スゴイことだ」
身体に染みつくまで日々励んでも、やはり『この瞬間』に発揮するのはとても大変。
人間に秘められた力を利用するほかないのです。その秘めた力を最大限に発揮させようとするのが、ルーティンです。
ルーティンってなに?
ルーティンをカンタンに説明します。
ゴルフにおけるルーティンとは、ボールを置いてから、打つまでの動きをパターン化することです。
同じ動作・思考・テンポを再現
打つ前に行う『儀式』みたいなことです。
動きに決まりはないため、自分が好きなようにアレンジした動きです。
ルーティンを始めたきっかけ
ゴルフを長年やっていると、自己ベストを更新する機会が訪れます。
「このホールをパーで行けば、このパット決めたら、自己ベスト更新だ。」そこで姿を現すのがプレッシャーというもの。
コンペや大会に参加する機会が増え、知らない人とのラウンド。「あれ?体の動きがなんか変だ」と、身体に襲いかかるのもプレッシャー。
「メンタルよわい」
ここぞの場面でプレッシャーを感じて、ふだん通りのプレーできなくなる。今までやっていたことが通じなくなるのです。
模索していた中、試してみたのがルーティンでした。
ルーティンの効果
動きに集中すことで雑念がぶっ飛びます。
なぜなら、人間は複数のことを同時に考えるのが苦手だからです。動きのことを考えていれば、雑念を忘れられます。
ネガティブ思考は体を硬直させて、パフォーマンスを低下させるので注意が必要です。
スポーツ心理学において、不安は『多くても少なすぎても』パフォーマンスを低下させるといわれます。
ルーティンを行うことで過度の不安を抑え、適切な状態をキープさせます。行動に集中して、不安に思う”間”を与えさせないのです。
ルーティンは、パフォーマンスUP
思考もルーティン化する
ルーティン動作と合わせて行うと良いのが『成功イメージ』です。
ガッツポーズしてる姿や、パットが決まったときの嬉しい感情だったり。状況と気持ちをセットでイメージします。そうすると、潜在意識がインプットします。
人間には、隠されたパワーがあります。
ゴールを設定すると、どういうプロセスをたどればゴールするのか、潜在意識がゴール実現に向けて指令を出すのです。
指令を受けた筋肉や神経などの細胞は、無意識レベルで活動します。潜在意識に「ストンッ!」と刷り込むと、あとは自動的にゴール実現に向けて働いてくれるのです。
例えば、富士山に登ることがゴールの場合、こう考えます。
「これから富士山に登ることをイメージしてください」
どうやって富士山を登っていきますか?
・
・
・
このとき富士山を見上げてませんか?
それはスタート地点をイメージしているということです。
ゴールではありませんね。
そうではなく、頂上に着いたところを先にイメージします。
そして、頂上からスタート地点を見下ろすのです。
自分はどういうルートをたどって、ここにたどり着いたかを
考えます。先にゴールをイメージしてプロセスはあとです。
こう考えたほうが実現しやすいのです。
成功イメージというのは、人間の秘めた力を発揮する上で大切。『動作』と『思考』の二つを自分で操ります。
具体的にどうするのか?
『今まさに成功してる瞬間』の姿や感情を想像します。
- ボールがカップに吸い込まれるところ
- ナイスショット後のフィニッシュが静止した姿
- 喜びに満ちている表情
いずれも3秒間くらいです。パチンっとスイッチを入れた瞬間、
⓵バーチャル世界に旅立つ
⓶気持ちよく想像する
⓷現実世界へ戻る
このように思考をコントロールしてから、ルーティン動作に移ります。思考が先、動作は後です。
「なんのこっちゃ、そんなの打つ前に試しているヒマはない」と思う人は、第一歩として練習場で試してみてください。
習慣を変えようと思うと、手間はかかるものです。いまの状態が落ち着きますし、いまの状態から変わることを拒む心理が働くからです。
「わかってはいるけど」
手始めに、1ショットに時間をかけて丁寧に打つことを心掛けます。『わんこそば早食い』のように次へ次へと早打ちしていてはダメです。
そうすると、『早打ち100球』より、ルーティン込みの20球のほうが価値があることに気づいてきます。
ルーティンと思考のコントロールが自然にできるようになってから、コースで試しましょう。
ルーティンはスピードも肝心
緊張や焦りは、動きを速めます。精神状態に左右されないよう、どんな場面でもスピードは一定に保ちます。
スピードを一定に保つとリズムが生まれる
同じリズムで打つことは、と~~~っても大切。プロ選手が「リズムを大切にしています!」という発言を、何度も耳にしていますから。
さいごに
ルーティンを活用してからは、動きにメリハリができてリズムが良くなりました。迷うことも少なく、決断が速まりました。
ルーティンは自分の好きなように作ることができます。独自のルーティンで個性を見せると面白いかもしれません。
ちなみに僕はショット、パッティング共にタイガーウッズのルーティンを参考にして、タイガーになった気でいます。
「カッコいいから」
ということで、打つ前にはルーティンを。自分なりの動きや成功イメージを作って、ぜひやってみてください。
さいごまで読んでいただき感謝します。
以上、もっぴーでした。