パッティング

【パターは振り幅でストロークすると、距離感が合います】

振り幅

パッティングで距離感を合わすのって難しいですよね。

 

この記事を読んで頂くと、

  • カップまで歩測した距離を、スイングの振り幅で打つ方法が分かります

実に7年間試しました。独自の計算方法も紹介しています。

 

ややこしく感じるかもしれません

あくまで独自の方法ですので、「こんな方法もあるんだな」くらいの軽い気持ちで見ることを推奨します。

振り幅の大きさを決める方法

肩幅にスタンスして、シューズに注目します。

両足のシューズの外側から外側までの幅を基本とします。

スタンス幅

上図の感じです。

右足の外側から左足の外側までが基本の振り幅となります。

振り幅を広げていく

基本が決まったら、シューズの横幅1足分をプラスします。

振り幅

上図の感じです。

先ほどと比べて、振り幅がシューズ1足分大きくなりました。

さらに振り幅を広げていく

シューズ2足分広げます。

振り幅

上図の感じです。

さらに、シューズ3足分に広げます。

振り幅

上図の感じです。

もっと、シューズ4足分に広げると下図のような感じです。

振り幅

 

このように広げて、振り幅を5段階に分けることができます。

  1. 基本
  2. 基本+1足分
  3. 基本+2足分
  4. 基本+3足分
  5. 基本+4足分

上記のように5段階です。

振り幅を5足分以上増やす場合

スタンス幅を広げます。

スタンス幅

上図の基本のスタンス幅を広げるということです。

・両足を半足ずつ広げると、振り幅は1足分プラスされます。
・両足を1足ずつ広げると、振り幅は2足分プラスされます。

 

これにより、先ほどの5段階から、さらに2段階増やすことができます。

下記参照。

 

  1. 基本
  2. 基本+1足分
  3. 基本+2足分
  4. 基本+3足分
  5. 基本+4足分
  6. 基本+4足分+両足を半足ずつ広げる(1足分)
  7. 基本+4足分+両足を1足ずつ広げる(2足分)

上記のように、振り幅は7段階になります。

 

振り幅でストロークする方法

2足分増やしたり、3足分増やすなどと書いていますが、実際に足が増えるわけではありません。

頭の中で、シューズの横幅をイメージする必要があります。

 

例えば、プラス1足分で打つ場合。
肩幅で(基本)スタンスをして、フォローで1足分プラスして止めます。

振り幅

4足分プラスする場合は、バックスイングで2足分、フォローで2足分で止めるイメージです。

 

これ以上広げようとすると、(例えばバックスイングで3足分増やす)頭の中でのイメージが難しくなります。バックスイングとフォロー、それぞれに2足分までが限界かなと思います。

 

このように、シューズの横幅をイメージして、バックスイングとフォローの位置を決めてストロークします。

コツは、バックスイングとフォローのスピードを一定に保つことで、距離のバラツキが少なくなります。

まだまだ振り幅を増やすには

これまでの説明では、プラス6足分までが限界です。

これ以上増やすにはどうすればいいのか?

 

それは、フォローの位置を変えてみることです。

例えば、7段階の5段階目。『基本+4足分』で打つときに、クラブが地面と平行になるくらいまでフォローを大きく出した場合、プラス9足分の距離を転がります。

このように、フォローをどこまで出したら、プラス何足分転がるかを自分なりに探していきます。

僕なりの方法がありますが、これを説明しようとするとややこしくなるので省かせてください。

振り幅は、フォローの大きさで増やせます。

転がる距離を計算する方法

距離の計算

振り幅通りにストロークすると、どれくらい転がるのか?

これは計算することができます。

 

僕が編み出した独自の計算方法です。

 

例①:肩幅スタンス(基本)の振り幅で打つと5歩転がる場合。

 

スタンス幅

上図のスタンスですね。5歩転がるグリーンの場合、

基本 1足プラス 2足プラス 3足プラス 4足プラス
5(歩) 7 9 11 13

上のような結果になります。(4足分プラスだと13歩転がるということ)

 

 

例②:肩幅スタンス(基本)の振り幅で打つと3.8歩転がる場合。

基本 1足プラス 2足プラス 3足プラス 4足プラス
3.8(歩) 5.3 6.8 8.3 10

上のような結果になります。

倍率を0.4ずつ増やす法則

転がる距離は、基本×倍率で出すことができます。

つまり、

基本(5歩)×1.0=5歩転がる

倍率を0.4増やす↓↓
・基本(5歩)×1.4=7歩。これは1足プラスの時

倍率を0.4増やす↓↓
基本(5歩)×1.8=9歩。これは2足プラスの時

倍率を0.4増やす↓↓
基本(5歩)×2.2=11歩。これは3足プラスの時

倍率を0.4増やす↓↓
基本(5歩)×2.6=13歩。これは4足プラスの時

永遠に倍率を0.4ずつ増やしていきます。

 

先ほどの表に当てはめると、

基本 1足プラス 2足プラス 3足プラス 4足プラス
1.0倍 1.4倍 1.8倍 2.2倍 2.6倍

倍率は、このような感じです。

 

基本の振り幅でスイングした時の転がる距離が3.3歩なら↓↓

基本 1足分 2足分 3足分 4足分
3.3 4.6 5.9 7.2 8.5

基本の振り幅でスイングした時の転がる距離が4.4歩なら↓↓

基本 1足分 2足分 3足分 4足分
4.4 6.1 7.9 9.6 11.5

このように、倍率を基に、転がる距離を計算できます。

 

 

計算できたら、下の表に当てはめていきます。

歩数表

枠内の丸で囲ってある数字は、シューズのプラス〇足分を表しています。

 

基本距離が3.3歩なら

歩数表

ざっとこんな感じ。小数点以下は省いたり、四捨五入したりして分かりやすくするといいでしょう。

 

基本距離が4.4歩なら、

歩数表

といった感じです。

このような表をたくさん作ります。

歩数表

実際には、14パターンくらい作りました。

練習グリーンで転がしてみる

ラウンド前の練習グリーンでパター練習しますよね。

そのときに、プラス4足分の振り幅で転がします。

下の表の、

歩数表

ピンクで色付けしてある枠が、振り幅をプラス4足分した時の転がる距離です。

 

なぜ、4足分か?

それは、細かく計測しやすいからです。短い距離より、長い距離を打った方が、より正確に計測できます。

プラス4足分で打った時の転がる距離を、2.6で割れば、基本の振り幅で打った時の距離が求められる

 

上の表の場合、『11.5÷2.6=4.42』。つまり、基本の距離は約4.4といった感じです。

グリーン上の平らな所で打つ

グリーン上の平らな所を探して3球打って、反対からも3球打ちます。

 

転がった距離の平均値を0.5歩単位で出します。

 

そして、あらかじめ、プラス4足分の転がる距離が、8歩~14.5歩の計14パターンの表を用意しておきます。

 

※もう少し続きます。もうしばらくお付き合いください。

 

グリーンのスピードと合う表を用意する

練習グリーンで、プラス4足分の振り幅で転がる距離が分かれば、それと一致する表を取り出して、クリアケースの先頭に入れます。

振り幅計算

使い古しの画像ですみません。これは、プラス4足分の転がる距離が11歩の表です。

ポケットに入る大きさだと便利です。パッティング時に取り出して確認する流れです。

 

カップまで歩測して、表を見る

カップまで歩測します。

上りのパットならプラス何歩、下りのパットならマイナス何歩というように、調整を加えます。

 

そして、残りの距離が分かれば、歩数表を見ながら、プラス何足分で打てばいいのかを考えて、その通りにストロークするだけです。

 

これで、距離感が合います。

さいごに

パッティングボールの位置は身体の中心です。

それでは、まとめます。

この記事のまとめ
  • 振り幅は、シューズの横幅分ずつ増やしていく
  • バックスイングとフォローのスピードを一定に保ってストロークする
  • 振り幅に対して転がる距離は、計算で出せる
  • プラス4足分で転がる距離を8歩~14.5歩(0.5歩刻み)で14パターンの表を作る
  • グリーンのスピードに合う表を参照しながら、パッティングする

ここまで読んで頂きありがとうございます。

理解しにくいかもしれません。より分かりやすくするために、また加筆修正を行うかもしれません。ご容赦ください。

 

ということで、スイングの振り幅で距離感を出す方法でした。

振り幅のことばかりで頭いっぱいで、方向性が疎かになっては困りますので、対策としてボールにラインを引く方法も紹介しています。
【方向性アップ!ボールにラインを引いてみよう!】

 

以上にします。もっぴーでした。