パッティングしていると、こういった疑問が生まれませんか?
- 距離感を合わせやすいグリップはどれか?
- ショートパットに強いグリップはどれか?
- ストロークが安定するグリップはどれか?
といった感じ。
この記事はそういった疑問に答えます。
この記事の内容は、
- グリップの選び方
この一つに絞りました。
グリップに対する、独自の考え方です。
選ぶときのポイントをまとめましたので、参考にしてみてください。
Contents
パターグリップの選び方【スペックではなく感性で選べ】
グリップの選び方は、ズバリ感性で選べです。
精神論で申し訳ないのですが、けっこう重要なことで、パターはデータよりも感性が大切だと思うからです。
なぜなら、プロの選手はみんな違うパターを使って、みんな活躍しているからです。
といった感じで、重要なことなので繰り返しますが、
どのグリップも正解です。
その点を踏まえて、選ぶときのポイントを見ていきます。
選ぶときのポイントは、
- ①:理屈ばかり考えるな
- ②:感性で選べ
- ③:ヘッドとの相性が全て
- ④:握ったときのフェース面
といった感じです。
上から順に説明していきます。
理屈ばかり考えるな
理屈や、理論、性能ばかりに意識がいっていませんか?
たとえば、
- 【素材】手に汗をかきやすい人はコードグリップだ
- 【太さ】オートマチックに打ちたい人は太いグリップだ
- 【硬さ】しっかりと強めに握りたい人は硬いグリップだ
- 【形状】余計な手の動きを軽減したい人はノンテーパータイプだ
- 【重さ】ショートばかりする人は軽いグリップだ
という感じ。
「〇〇だから××だ」という考えです。
しかし、これに当てはめた所で、なかなか解決しないのがパターの難しさ。
一発で解決するのだったら、みんなパターの名手になります。
感性で選べ
何度も言ってますが、感性で選びましょうということです。
握ったときにしっくりくるかが、何より重要だからです。
パッティングでは、自分の感覚が活きてきます。これは、理屈やデータではなかなか見つかりません。
パター選びは、
- 持ってみてしっくりくるか
- 構えてみてしっくりくるか
- 打ってみてしっくりくるか
これに集約されています。
ヘッドとの相性が全て
グリップ単体だけでは打てません。グリップは、パターという道具の一部に過ぎないからです。
他のヘッドやシャフトとの相性が関係してきます。
特に、ヘッドとの相性。
こうなれば、考え直さないといけません。
グリップが、どんなにフィットしていても、全体のバランスが悪ければ機能しません。
握ったときのフェース面
また、フェース面がスクエアになることも肝心です。
コツは、「パッ」と握ったときです。
これは打つときに関係します。打つときは、グリップに力が入りやすくなります。
微妙な力が入ったときに、フェースが開閉しているようではダメです。
フェースを開閉させる要因は、
- 手の大きさ
- グリップ形状
- 握り方
- グリップの装着具合
- フェースバランス
といったように、いろいろ考えられます。
一つ一つ考えていたら、何が正しいのか不明になって迷宮入りします。
なので、パッと握ったときにスクエアならそれで良しとします。
※「理屈やデータ、性能がどうの」と考えるよりも、握ったときに『イメージ通り』なのかが重要。
実際にどう選ぶのか
ここで、僕の選び方を紹介します。
お店のパターコーナーで打つ
オーソドックスなやり方です。
色々と打ってみます。
- ヘッドの形状(大・中・小)の3パターン
- グリップの太さ(太・細)の2パターン
『形状』と『太さ』の組み合わせだけでも6パターンあります。
このように、色々な組み合わせを探して、とにかく試してみることです。
メーカーや、ヘッド形状もバラバラだったりするので、数十パターンはあるでしょう。全部試す価値があります。
一つを選ぶ
数ある中から絞っていき、最後に一つ選びます。
選ぶときの基準は、
- 握りやすさ
- 構えやすさ
- 打ちやすさ
- フェース面がスクエアか
上記の4つです。
グリップは、ヘッドとセットで選ぶことになります。
ようは、グリップ選びではなく、パター選び。
理論や性能で選んだのではなく、感性で選んでいるからです。
僕が使うグリップは、テーラーメイドの純正
僕は、この純正グリップを使っています。
パターは『テーラーメイド ゴースト ツアー Daytona12』です。
オーソドックスなピン型タイプです。

- 握りやすくて構えやすい
- 打感が手に伝わりやすい
- 狙ったところに打てる
- 距離感が合わせやすい
色々と打ち比べた結果、このグリップと、このヘッドに決めました。
流行りのスーパーストロークグリップなども試しましたが、しっくりこずでした。
さいごに
グリップの選び方をまとめてみます。
- グリップの性能に差はない
- パッと握ったときにフェース面がスクエアのもの
- ヘッド形状との相性が大切
- 理屈ではなく感性で選ぶ
「〇〇だから××だ」という考えがありますが、結局のところ、グリップに大差はないと思います。使っているうちに馴染みますから、馴染んでしまえばどれも同じ。
パターの名手であるジョーダン・スピースはスーパーストロークですが、タイガー・ウッズはオーソドックスタイプです。
打ち方や握り方も、ぜんぜん違いますね。
グリップよりも、練習量や握り方の方が大事
あとは、グリップが手に馴染むまで練習できるかということ。
気楽に考えてみてください。
ということで、パターのグリップ選びの紹介でした。
練習の話も出たので、最後にパターマットを使った効果的な練習方法を紹介しておきます。
⇒【精度を高めよう!自宅でパターマットを使って練習】
方向性アップの効果があるので、参考にしてみてください。
ピッタリくる相棒を見つけて、パッティングを楽しみましょう。
もっぴーでした。