試したこと

ゴルフクラブのバランスを調整しました【重量とロフト角】

ゴルフクラブ

どうも、もっぴー(@toratuba51)です。

 

早速ですが、

  • ゴルフが上達したい人
  • クラブを買い替えようか検討中の人

必見です。

 

この記事を読んで頂くと、

  • バランス調整の重要性
  • ゴルフクラブの真実

上記の2つが分かります。

 

実際に、クラブのスペックを調査して、バランス調整を行いました。

 

ゴルフをする上で、スコアアップは常に意識しますよね。

さまざまな理論を試すより、まずは道具に注目するのもありです。

 

バランス調整をして、見えてきた真実もお伝えしますので、参考にしてみてください。

 

ゴルフクラブのバランス調整をしました【重量とロフト角】

割合

まず、パターを除いた全てのクラブを計測します。

下表は、調整前の値です。

長さ 総重量 バランス値 ロフト角
1W 45.25 324 D1
3W 43.25 339 D1.5
U3 40 375 D1
4I 38.5 423 D2 22
5I 38 425 D2 26
6I 37.5 434 D2.5 28.5
7I 37 440 D2 33
8I 36.5 448 D2 38
9I 36 454 D1.5 41
PW 35.5 464 D2 45
48 35.5 463 D1 48
AW 35.25 466 D2 52
SW 35.25 468 D1.5 56

※4I~PWは2013年モデルのキャロウェイ、Xフォージドアイアン
※48はフォーティーンのウェッジ
※AW,SWは2013年モデルのキャロウェイ、Xフォージドアイアン
いずれもシャフトはダイナミックゴールドS200

 

けっこうな作業量です。

※振動数とライ角も計測していますが、振動数は問題なかったため省略。
※ライ角は、別記事で公開中。
アイアンの方向性を決めるライ角【ライ角の調整をしてみた】

 

 

計測した結果、「やっぱり誤差があるんだな~」と少し落胆しました。

 

赤字のところが気になりますが、店員さんが言うには、これくらいは普通らしいです。

 

理想値に修正します

店員さんいわく、番手が小さくなるにつれて、

  • 規則正しく重くなる
  • バランスの誤差は0.5以内
  • ロフトは3~4°ピッチ

上記が、理想。

 

もっぴー
もっぴー
バランス値とは、クラブの総重量に対してのヘッドの重さの比率だよ。
D0~D4をよく目にするけど、数字が大きいほどヘッドが重く感じるんだ。

 

ドライバーとユーティリティーのバランスは、ヘッドに鉛を貼り、D1D2に変更。

アイアンはロフト角を調整して、6Iは28.5°29°に、8Iは38°37°に変更。

4Iの重量は423g417gに変更したいところでしたが、難しいため断念。

 

軽くするには、削るみたいです。削るとバランスが変わるので、断念しました。

 

重くする場合は、シャフトの根元部分にを巻くことでカンタンに対応できます。

 

このように、気になるところを理想値に修正してもらいました。

 

総重量にはグリップの重さも含まれる

グリップの存在を忘れてはいけません。

グリップの重量は、種類により40g台~60g台とさまざま。

 

グリップの重量を変えると、

  • クラブ全体の総重量
  • クラブのバランス値

上記が、変化します。

 

もっぴー
もっぴー
ちなみに、『Golf PrideのMCC Platinum 60口径 バックライン有』を使用してるよ。

重量は50gです。
今後グリップを交換するときに、バランス値を変えたくなければ、同じ重量のものを選ぶ必要があります。

 

クラブは大量生産される

アイデア
クラブを購入した状態だと、微妙に誤差が生じています。おそらく規定数値の範囲内なのは確かですが、大量生産のためか、やや乱雑な印象を受けます。

 

クラブの豆知識

ゴルフクラブの大半は、中国製。クラブを作る工程で、少なからず誤差が生じますが、規定数値内の誤差であればOKとされます。(規定数値±何g)

 

その誤差には、

  • 上ブレ(規定数値よりもプラス)
  • 下ブレ(規定数値よりもマイナス)

上記の2つがあります。

おそらく僕の4Iは上ブレ、5Iは下ブレです。

 

なので、4I(423g)と5Iアイアン(425g)の重量の差はたったの2gという結果になっています。

これで基準をクリアできるから、恐ろしいですね。

 

精密に調べると、真実が見えます。

 

「気にならない」なら大丈夫ですが、クラブを使っていて、この番手だけいつもおかしいなと思うのであれば、一度調べることをオススメします。

 

たかが1度、されど1度

分度器たかが1度、たかが数グラムと思うでしょうが、あなどれません。

 

※ロフト角が1度寝ていると、飛距離にすれば2~3ヤード飛びません。

 

当たりそこなったときに、あと2~3ヤード飛んでいればグリーン手前のバンカーに入らずに済んだことって、あると思います。

 

たかが1度の差ですが、結果として、

  • バンカーに入る
  • バンカーに入らない

上記の差になります。

そのバンカーが難しければ、スコアが1つ多めに記録されるかもしれません。

 

細かいことの積み重ねで、1ラウンドのスコアは2~3打変わることもあるでしょう。

もっぴー
もっぴー
スコアを1打でも縮めたいなら、スペックにも関心を!

 

細かいことを追求したらキリがありませんが、細かいことが積もりに積もって結果が変わると思ってください。

 

自分にピッタリのクラブが武器になる

お持ちのクラブは、自分のスイングや体形に合うスペックでしょうか?

 

クラブはあなたに向けてオーダーメイドに作られるわけではありません。万人に向けて作られます。

 

小柄な人と、2m近くの大柄な人とでは、使用するクラブの長さや重量が違って当然だし、スイングにしても、十人十色でクセがありますね。

自分の体形、自分のスイングに合ったクラブを使用することで、再現性が高まる

オーダーメイドとはいいませんが、微調整して理想に近づけることはできます。

 

さいごに

ゴルフクラブ

規則正しい流れで変化するクラブセットが理想です。

正しい流れにすることで、同じテンポでスイングしやすくなり、ナイスショットの確率は高まります。

 

今回、ウッドに鉛を貼り、バランスを『D1』→『D2』に変更しましたが、振ったときの感触が変わります。

 

それくらい、バランスはデリケートなので、バランスを統一することは大切です。

 

他にも、

  • ロフト角:理想から1°のズレ
  • 重量:理想から6g重い

という結果が浮き彫りですが、

この小さな誤差を修正することが大切。

 

前述しましたが、1°の差は大きいからです。

 

さらに、もう一つ大事なこと

それは、方向性を決めるライ角です。

 

実は、ライ角の調整も同時に試しました。

別記事で紹介しています。
アイアンの方向性を決めるライ角【ライ角の調整をしてみた】

 

ライ角が、自分に合ってないものを使っている方が多いそうです。自分のクセに合わせたフィッティングをオススメします。

 


ということで、クラブを調整をすると真実が見えてきます。

  • クラブを買い替えようか検討中
  • スコアアップを目指したい

上記が当てはまる人、

まずは、クラブの状態をチェックしてはいかがですか?

 

理想の数値に近づけて、今後のゴルフをもっと良いもの変えていきましょう。

 

ここまで読んでくださり感謝します。

 

以上、もっぴーでした。