どうも、もっぴー(@toratuba51)です。
今回は、グリーン周りからのアプローチ
(10y~30yくらい)
1mのパットを残すか、3mのパットを残すかで、入る確率は3倍くらい変わります。そのカギを握るのがアプローチ。
「超、重要」
アプローチのコツを探してる人の、少しでも役に立てればと思います。参考にしてみてください。
※説明文は右打ちを対象にした表記です
Contents
ピッチングウェッジ(PW)で打つことが第一
グリーン周りのアプローチで使用するクラブは、基本的にピッチングウェッジです。
なるべく転がしてアプローチした方が寄せやすいからです。
ランを使って寄せるのが基本
「転がせばよい」という意見を持つ人はたくさんいますが、僕もその一人。長年続けてきて、転がした方が寄せやすいという結論に至っています。
ピッチングウェッジでロフト角どおりに打つと、キャリーとランの比率は『1:2』
カップに寄っていく様子をイメージして、ボールの落とし場所を決めます。
ロフト角どおりに打つ
また、
- ハンドファーストにしすぎ
- ボール位置を右足寄り
上記の2つは良くありません。
ロフトが立ってしまい、『ロフト角どおりに打つ』を守れていないからです。
ロフト角がバラつくと、距離感にもバラつきが出ます。ロフト角どおりに打つことを前提に距離感を養うことが大切です。
ということは、ハンドファーストにしすぎないのがポイント。ボールの位置は体の正面に置くが正解です。(あくまで僕のやり方ですが)
ロフト角どおりに打ち、ランの多いピッチングウェッジでコロコロ転がして寄せる方法を、実践しています。
キャリーとランを考え、落とし場所を決める
まず、キャリーとランの比率は知っておくことです。
キャリー | ラン | |
ピッチングウェッジ | 1 | 2 |
アプローチウェッジ | 1 | 1 |
サンドウェッジ | 2 | 1 |
※キャリーとは、空中を飛んでいる距離
※ランとは、着地後にボールが転がる距離
上の表の比率が、大まかな目安です。グリーンのスピードにより、少し変化します。
キャリーとランの比率を知った上で、ボールの落とし場所を決めます。
そのとき、落とし場所がグリーンの外になるのはNG。(ラフやカラーに落ちると、想定外の転がりをします)
キャリーが足りないときは、キャリーが長いアプローチウェッジやサンドウェッジで打ちます。
あくまで、ランが多いピッチングウェッジが基本。転がして寄せることを考えます。
スイングで意識すること
バックスイングとフォローのスピードを一定にします。インパクトにかけて速くなりがちなので、意識してスピードを揃えます。
ゆっくり、ふんわり
力みがいちばんダメです。力みがあると、インパクトが強くなり、飛びすぎてしまいます。
激スピンのかけ方などの情報もありますよね。スピンは、40y以上の距離があるときに考えるので、グリーン周りの短い距離では不要です。
構え方の基本
ポイントは、下記の4つです。
- 両足が付くくらい、スタンスを狭くする
- ややオープンスタンス
- 膝を少しだけ曲げる
- 体重はターゲット方向に5~6割乗せる
といった感じです。
グリップの持ち方
- グリップは指2~3本ぶん短く持つ
ボールの位置
- 体の中心に置く
なぜなら、右側に置くと、ロフトが立って当たってしまい距離感が変わるからです。
僕の場合は、ロフト角どおりに打つことを前提に距離感をつかむので、ロフト角が変わってはダメ。
また『右足寄り』というのが曖昧な表現ですよね。
ボール1個なのか2個分なのかハッキリさせないと、毎回違ったロフト角でインパクトするので距離感にズレが生じます。
バックスイングの基本
インサイドにもアウトサイドにも上げません。狙い場所とボールを結んだ、後方線上に上げます。
まっすぐ上げることを意識
実際、その通りでなくてもOK。意識することが大切です。
インサイドに上げすぎると、シャンクなどのミスが出やすいので、やはりストレートが無難です。
グリップの力加減
『ゆっくりフワリ』がポイントなので、グリップはゆるくてOK。強く握ると、強いボールになり、飛びすぎてしまいます。
強めに握るのは、ラフから打つときだけ
ラフから打つ場合
芝の抵抗に負けないように強めに握ります。
ラフから打つと、スピン量が減り、芝の抵抗で飛ばなくなるからです。
ラフは、ランが出やすく、キャリーは出にくい
ラフから打つときの手順は下記の4つ。
- ランが余分で出ることを想定して、落とし場所を決める
- 決めた落とし場所よりも、少し先にキャリーさせるように打つ
- ラフの抵抗でキャリーが出ない
- 結果的に、決めた落とし場所にボールが落ちる
といったように距離を合わせます。
キャリーとランの比率が少し変わるので注意です。
高低差があるとき
打ち上げや打ち下しの場合。
例えば、砲台になっているグリーンにアプローチするときは、弾道が高いサンドウェッジを選択します。
弾道が高いと、高低差の影響を受けにくい
高低差が大きいほど、距離感は合わせずらくなります。対処法は、弾道を高くすること。
高さを出すには、サンドウェッジが無難。場合によってはフェースを開き、高いボールを打ちます。
傾斜地から打つとき
左足上がりや左足下がりのとき、傾斜通りにクラブを滑らせて打ちます。
ロフト角が変わり、キャリーとランの比率が変化
例えば、左足上がりでピッチングウェッジを打つ場合、ロフト角が寝るので、アプローチやサンドウェッジで打ったことを想定してキャリーとランの比率を考えます。
全体を通して注意すること
ボールの落とし場所を明確にして集中します。打つときは、カップを見ずにキャリーさせる所を見ます。
手首の角度をキープする?
キープさせようとしたときに、グリップに力が入り飛びすぎたり、ロフトが立ってしまう恐れがあるからです。
実際、手首の角度は変わってないのかもしれませんが、キープする意識は、ありません。
最終手段のロブショット
ショットの優先順位は、
- ピッチングウェッジ
- アプローチウェッジ
- サンドウェッジ
そして、最終手段がサンドウェッジでのロブショット。なぜなら、ロブはハイリスクだからです。
トップでもしようものなら、一大事に。
かといって、距離感が合わせやすいわけでもない。ボールを狭いスペースで止めたいときだけに使用します。
ロブショットの打ち方
フェースを開き、オープンスタンスに構えます。バックスイングをアウトサイド気味にあげて、フォローはインサイドに低く取ります。体重は左足に6割です。
さいごに
アプローチでのミスを考えてみてください。ダフリとトップが大半ではないでしょうか?
ウェッジの中でもピッチングウェッジはバウンス角が少ないため、芝を滑ってくれるのでダフリにくいクラブです。
反対に、サンドウェッジはダフリやすいといえます。
また、トップしたときに大きなミスにならないのは、ピッチングウェッジです。
なぜなら、
振り幅が小さいから。
ピッチングウェッジは他のウェッジに比べ、キャリーが少ないので、そのぶん振り幅も小さくて済みます。
振り幅が小さければ、ミート率は良くなる
反対に、振り幅が大きければ大きいほど、ミート率低下の原因になります。
また、振り幅の大きいサンドウェッジでトップすると、ただでは済みません。
- クラブの優先順位は、PW→AW→SWの順
- キャリーとランの比率をイメージする
- 落とし場所に集中し、正しいロフト角で打つ
- 力まず、ゆっくり、ふんわりと
以上が、僕のアプローチ方法です。
これまで得た情報の中で「これだ!」と思うものを紹介しました。
参考にしてみてください。
ここまで読んでくださり感謝します。
もっぴーでした。