どうも、もっぴー(@toratuba51)です。
ゴルフを始めてから、毎日ゴルフのことを考えていました。足しげく練習場へ通い、日々向上心を持って取り組み早10年。
そんなゴルフ漬けの日々に終止符を打つことになったのです。『休養』です。その期間は約1年間。
これまで、ゴルフを休めば腕が鈍ると思い、長期的に休むことは考えもしませんでした。月に一度、月例杯に参加していたので、暑い日も寒い日も継続してきました。
そんなゴルフ大好き人間が、1年間もゴルフをやめちゃったのです。
その結果、どうなったのか?
- 身に起こった変化
- 思考の変化
以上を、まとめて書き記したいと思います。
ゴルフがマンネリ化している。ゴルフがしんどいなと感じ始めている。ゴルフをすることが義務的になっている。そんな人に見てもらいたいです。
カンタンな時系列
ラウンド(年月) | ブランク(期間) |
2017年12月末 | なし |
2018年3月初旬 | 3か月 |
2018年12月末 | 9か月 |
『約1年』と表現したのは、3月初旬に1ラウンド挟んでいるからです。
2018年は、練習4回です。ラウンド1週間前と、前日だけです。4回も行ってるではないかと思われますが、行ってないようなものです。
これまで、
- 月に3~4ラウンド
- 年間30~40ラウンド
- 練習は週に2~3回
- 調子をキープし続け、競技にも参加
ゴルフは生活の一部になっていました。ゴルフなしでは考えられない。そんな時期と比べると、練習4回というのは行ってないようなもの。少なすぎです。
1年間ゴルフなしというのは、今までにない試みでした。
ゴルフを休むと腕は鈍るのか

ドライバー | ![]() |
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アイアン | ![]() |
アプローチ | ![]() |
バンカー | ![]() |
パッティング | ![]() |
結論からいいますと、1年間休んでも大丈夫でした。
ほんと、心配で心配で。もうゴルフできないんじゃないかと不安でした。
特に、2018年12月末のラウンドでは、どうなるか見当もつきませんでした。が、思いのほかショットの感覚が残っていて、ひと安心です。
久々にクラブを握るときは、重たいなと感じます。身体や体幹の筋肉量は落ちているので、バランスが崩れそうにもなります。
しかし、スイングしたときに新鮮さを感じて、身体がどのように動いているのか意識しやすいです。ムリをしない程度に打てばOKです。
スイングをスマホで撮影して確認しましたが、フォームはほとんど変わっていませんでした。
感覚に関しては、アプローチとバンカーにやや難あり
バンカーには3回入りましたが、そのうち2回はきっちり打てました。しかし、あとの1回はホームランする結果に。(苦笑)
グリーン周りのアプローチでは精彩を欠きました。ボールの下をくぐるし、距離感が合わないし、一つも寄りませんでした。
しかし、パッティングは、後半に連れて良くなり、思い通りのパットを打つことができました。
10年という経験はムダではなかったです。
全体的に能力は落ちましたが、スコアに大きく違いが出なかったことに驚きです。おそらくムリをしないからでしょうか。
万全の状態で挑んでも結果が出るとは限らず、不調なときに結果が出たりする
ゴルフって、奥が深すぎます。
身体に起こる変化
ゴルフって、激しい動きはないけど、カロリーを消費してるみたいです。
- 二の腕がタプタプ揺れる
- 少し走ると息を切らす
- 指のマメがなくなりキレイになる
- 打ちっ放し翌日からヒドイ筋肉痛(丸3日間)
- 筋肉量の低下
体重の変化はほぼありません。なので、筋肉が脂肪に変わっている可能性は否定できません。お腹についた肉が目につきますが。
考え方の変化

- ゴルフを楽しむ姿勢になった
- ゴルフって面白いんだなと再認識した
- グリーン周りのアプローチって、超大事だということ
- パターは迷うな、時間をかけすぎるな、パッと打つ
- スコアアップには、距離計測器が必須
休んでいた時期は、ゴルフの情報もシャットアウトしていました。嫌気が指していたのです。きれいさっぱりゴルフを忘れたいと思っていたからです。
そんなときに、タイガーウッズが活躍する情報が舞い込んだのです。テレビで放送していたので、気になって観てみました。
「ふつ、ふつ、ふつ」と、これまで眠っていたゴルフへの情熱が沸いてきたのです。
「ゴルフって面白いな!」
嬉しい思い、悔しい思い、これまでの経験が、頭のなかを駆け巡りました。
そして、タイガーウッズに注目するようになり、スイングを見ていたときに、閃いたのです。それは、スイングに関するコツ。
意識するポイントです。こうすればもっと良くなるのでは?居ても立っても居られず、再び練習へ行ったのです。
すると、、、上手く打てました。
そして、『新しい感覚』を得た喜びを、全身に感じました。
「また、あの頃に戻りたい」「ゴルフをやってみたい」と考えが変わったのです。
ラウンドで感じた変化
『ダメで元々』という考えでラウンドに臨みました。力みは取れて、気持ちに余裕を持ってプレーすることが出来ました。
「楽しい」
しがらみから解放されて、純粋にゴルフを楽しめました。打ったときの打感、目に映る景気がどれも新鮮に感じて、ゴルフの魅力を肌で感じました。
これまでは、スコアを1打でも縮めたい思いで「必死」でした。目の前に集中しすぎて、周りが見えてないことも。
がんばりすぎて、燃え尽きてしまった。飽き飽きしてしまった。ゴルフの面白さに気づかなくなっていたのです。
休んで、距離を置くことで、考え方に変化が起きて、改めて面白さに気づくことが出来ました。
「一人暮らしを始めたら、親のありがたみがわかる」といいますが、ゴルフなしの生活をしたことで、
「ゴルフって素晴らしいな」
と思うことができました。
見落としていた上達へのヒント

- グリーン周りのアプローチ
- パットはパッと打つ
- 残り距離のジャッジ
アプローチは、スコアに結びつく大切な技術であり、練習では重点を置くべきポイントです。わかってはいても、後回しにしていた過去に少し反省。
パッティングは、決断を早めて迷わず打つことです。丁寧に打とうとすると、体が硬くなる。スコアを意識してはダメです。考える前に「パッ」と打つです。
距離のジャッジを、アバウトにしていた自分に「喝」です。一緒にラウンドした人が、距離計測器を使っていて気づきました。
ゴルフ場のヤード表示は、当てにならないこと。ヤード表示と歩測で出した距離は、計測器で出した距離と10ヤードも違うことがありました。
歩測も大して当てにならない。高低差のジャッジも当てにならない。計測器により、瞬時に正確な距離が出ることは、プレーの質を向上させてくれます。
また、自分の飛距離の確認もできます。ナイスショット時の飛距離を数ヤード単位で把握できると、ゴルフを攻略する方法が2倍にも3倍にも広がります。
値段が高いということで、敬遠してましたが、使用すると、「世界が変わる」と思うのです。新しい角度からゴルフを楽しめると思うのです。
もっと新しいことにチャレンジして、楽しさを追求していきたいと思えました。
さいごに
一生懸命がんばるのは良いことです。可能な限りベストを尽くしてください。
しかし、ゴルフを楽しむことを忘れてはいけない。
ゴルフと距離を置いたことで、再認識できました。楽しむを前提に、ゴルフに取り組みたいと思います。
ゴルフは1年間休んでも大丈夫です。以前の状態を取り戻すには時間が必要でしょうが、ゴルフの感覚は体内に大切にしまわれています。
ゴルフに行かなければならない、練習に行かなければならないと、ゴルフに縛られているのでしたら、少しの間、距離をとることをオススメします。
ラウンドにも練習にも行かなくていいんだと思えると、気持ちがすっきりして、ラクになれますよ。そして、新しいアイデアが思い浮かんできます。
僕は以前にも増して、ゴルフが好きになりました。またゴルフのトリコになるかもしれません。
1年間の休養がプラスに働き、また戻ってこれました。
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2019年は、あなたにとって良い一年でありますよう願っております。
もっぴーでした。