どうも、もっぴー(@toratuba51)です。
ゴルフでは、
- ボディターン
- アームローテーション
上記の2つの理論があります。
正直、どちらに重点を置くべきなのか、分からなくなると思います。
なぜなら、どちらを意識しても打つことができ、練習次第で身に付いてしまうからです。
この記事では、そんな疑問に答えていきます。
この記事を読んで頂くと、
- ボディターンorアームローテーション、どちらが正解なのか。
上記が分かります。
それぞれの特徴を説明しながら、答えていきます。
参考にしてみてください。
ボディターンとアームローテーションの割合

結論から言うと、ボディターン8割・アームローテーション2割の意識です。
どちらかに頼るのではなく、複合して考えます。
「ボディターン」⇒「アームローテーション」の順に特徴を説明します。
ボディターンの特徴
ボディターンとは、身体の軸を中心に捻転する打ち方です。
腕はつられて付いてくるイメージです。
たとえば、Youtube動画でよく見かけるプロの理論には、
腕の意識は、テークバックが腰の辺りに到達するまで。それ以降は腕の感覚を無くしましょう。
とか、
身体の捻転を意識して、腕は勝手についてくるイメージです。腕は意識せずとも、惰性で動いてくれるので問題ありません。
といったことを目にします。
腕はあくまで補助であり、身体がメインということです。
この打ち方は長年試しましたが、
なので、方向性はかなり良くなります。
しかし、難点が2つあります。
- 難点①:コントロールしずらい
- 難点②:力を入れずらい
上記の2つ。
難点①:コントロールしずらい
距離のコントロールや曲げるショットが難しいように感じます。
腕の意識をなくすということは、どこまでテークバックしたか不明になるからです。
たとえば、
このように、振り幅で距離を打ち分けている人にとっては、打ちにくさを感じると思います。
難点②:力を入れずらい
インパクトで力を入れるタイミングが掴みずらくなります。
これも、コントロールしずらいのと同様で、腕に意識がないとインパクトが分かりずらいからです。
安定はしますが、インパクトで力を入れずらく、飛距離は少し落ちるといった感じです。
アームローテーションの特徴
腕のローテーションを主体としたスイングです。
身体の軸をキープしたまま、肩と腕を動かして打つイメージです。
アームローテーション理論でよく言われるのは、
- 腕は真下に下ろす
- 腕はローテーションさせる
- 腕につられて身体は勝手に動く
- ボディターンに頼らない
といった感じです。
トップから腕を真下に下ろす感覚をもち、インパクトでは腕をローテーションさせます。
メリットは、インパクトで力を入れやすい
腕に意識があるためです。
腕の自由度が高く、飛距離の打ち分けや、ドロー・フェードボールといったコントロールもしやすいです。
難点は、再現性が低くなること
腕の自由度が高いことは、まちがった動きもしやすいからです。
そのため、強いインパクトはできるのですが、可動範囲が広いため、ブレやすくなります。
良いショットと悪いショットの差がハッキリしていました。
結論は、ボディ8割・アーム2割の合体スイング
二つの要素を合わせたスイングが良いです。
8:2が良い理由
スイングの再現性重視で考えるからです。
『積極的に腕を振ること』に意識を置く、アームローテーションの要素が強いと、
やはり、再現性が落ちます。
反対に、ボディターンは、大きな筋肉を使うので、ブレが少なく再現性が高い。すなわち安定します。
とはいえ、ボディー10割というのは不可能なので、『2割くらいは腕を使う』が丁度良いという結論だからです。
なので2割とします。
なぜ、2割なのか。
そのくらい、少ないイメージで振っても、しっかり腕は上がっているように見えます。
これは、感覚と現実のギャップです。止めたつもりでも、クラブは惰性で動いてくれるからです。
さいごに

まとめてみます。
- ボディターンは安定感が増すが、コントロールしずらい
- アームローテーションは安定感が劣るが、インパクトで力を入れやすい
- ボディ8割・アーム2割の合体スイングが良い
このようになりました。
お互いにメリットとデメリットがあるので、うまい具合に合体させてスイングを作ればいいと思います。
この『ボディ8割・腕2割』の詳しい打ち方については、別記事で公開しています。
⇒ゴルフスイング理論【ボディターンが8割重要、コツも紹介】
けっこう細かい、意識の部分までの説明となっているので、参考にしてみてください。
これで、以上とします。
もっぴーでした。