どうも、もっぴーです。
ゴルフでよく耳にするダウンブロー。ゴルフをやってる人なら、一度は打ち方について調べたことがあると思います。
すると、こんな答えが返ってきませんか?
- 最下点より手前でインパクトする
- ハンドファーストに構える
- 上から打ち込む意識を持つ
上記の感じです。
言っていることは理解できるし、試すことも可能です。
しかし、問題が生じます。
試してみるものの、ミスが多くなるから諦めてしまいます。
多くの謎を含んだダウンブローですが、
この記事を読んで頂くと、
- ダウンブローとは何か
- ダウンブローを打ち方
- ダウンブローの確認方法
上記3つが分かります。
ダウンブローについて違った視点から、僕の考えをシェアしたいと思います。
参考にしてみてください。
ダウンブローとは何か
ダウンブローの説明のときに、必ずクラブヘッドの最下点の話が出てきます。
クラブの軌道は円弧になるので、最下点が必ず存在します。
ダウンブローとは、クラブヘッドが最下点を迎える前にインパクトすることです。
こんな感じですが、この説明だけでは不十分です。
最下点の把握が難しすぎる話
クラブは長さ・重量・ライ角などがそれぞれ異なるから、最下点の把握は難しいわね。
最下点が分かりにくい要因は、
- ボールの位置
- ライの状況
- 傾斜地
- 打つ番手
上記などです。
ボールポジションや、番手などが変わる中で、最下点の把握は難しいと思います。
インパクトの意識の問題
最下点を考えるのではなく、ボールを打つ瞬間の「意識」の方が大切です。
最下点は目に見えないですが、ボールは見えています。
そのボールを、どのような意識で捉えるのかが重要ということです。
その点を踏まえて、僕の考え方を、
- スイング
- ボールの位置
- インパクトの意識
の順に説明していきます。
スイングについて
スイングで特に意識することはありません。
- ハンドファーストに構える
- 上から打ち込む
上記のようなことも、やりません。
スイングで心掛けるのは、インパクトの意識だけです。
「なるべくシンプル」
この一点です。
ボールの位置について
ボール位置は、基本的に身体の中心です。
そして、番手ごとにボールをズラします。
クラブ | ボール位置 |
ドライバー | 足のかかと |
3番ウッド | ボール2個前方 |
ユーティリティー | ボール1個前方 |
ロングアイアン(6I~) | ボール1個前方 |
ミドルアイアン(7I,8I) | 身体の真ん中 |
9I、PW、AW、SW | ボール1個後方 |
上表の感じです。
ボールは、最下点ではなく、打ちやすい所に置きます。
短いクラブは、ターゲット寄りだと打ちにくいので、ターゲットより後方側に置いています。
※打ちやすい所に置くことを考えます。
そして、ボールがどこにあろうと、どのクラブで打とうと、低く長く押し込む意識で打つこと。これに尽きます。
インパクトの意識について

インパクトでは、ボールを低く長く押し込み意識を持ちます。
※インパクトの参考記事は、
⇒【ゴルフスイングは、頭を残す?インパクトで意識すること】
上記を参考にしてみてください。
最下点は考えない
最下点がくる手前でボールをヒットする、などとは考えません。
ボールを打つときは、ボールに意識が行くからです。
いちいち気にするよりも、前述した『ボールを低く長く押し込む』ことに集中する。
この意識を持つと、結果的に頭が残り、身体の開きが抑えられ、ダウンブローに打てると思います。
ダウンブローの確認
ダウンブローが成功すれば、ボール前方にターフが取れます。
しかし、これはきちんとした接地面で打てたときの場合。
接地面とは、インパクト時のソールの接地面です。
インパクト時にソールの接地面が傾いていると、クラブヘッドの先端や根元が接地することになり、芝が偏って削れます。
ダウンブローで打てている場合でも、ライ角が適正値でないと、長方形のターフが取れないことがあるので注意です。
正しいライ角については、フィッティングの記事で詳しく説明しています。
⇒アイアンの方向性を決めるライ角【ライ角の調整をしてみた】
また、ターフは深く取る人と、サラッと浅めに取る人に分かれます。
ですので、ターフを見てダウンブローの成否を確認できますが、完全ではないということです…。
さいごに

まとめます。
- ダウンブローの定義は、最下点よりも手前で当たること
- だが、最下点はカンタンに変わるので把握できない
- ボール位置は基本真ん中。あとは振りやすい位置に調整
- 大切なのは、インパクト時の意識(低く長く押し込む)
- 長方形のターフを取るには、正しいライ角で打つこと
また、
- 上から打ち込む
- ボールを極端に後方に置く
上記の2つは、スイングが崩れる要因なので、行いません。
ということで、ダウンブローは難しく考える必要はありません。
特別な打ち方をするのではなく、インパクト時の意識に重点を置くことが、僕の考えです。
参考にしてみてください。
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
以上、もっぴーでした。