どうも、もっぴーです。
ゴルフの練習といえば、打ちっ放し場ですよね。
あなたは、そこでどんな練習をしていますか…?
コツコツと積み重ねてきた結果が、
今のあなたを作り上げ、
未来のあなたを作り上げていきます。
「練習こそ全て」
やるからには、効果的な練習がしたいですよね。
そこで!
長年やってきた中で、「こうした方が良いのでは?」と思うことを紹介します。
10年続けた今だから言える、練習方法、考え方について実体験をもとにお伝えします。
Contents
練習場でのメニュー
練習では『力感』大切にします。
先にダメなことを言います。それは、打席に着くなりドライバーで打つこと。
ドライバーは一番遠くへ飛ばすクラブなので、全身の力を最大限に使います。
素の状態をゼロとした場合、いきなりMAXのエネルギーを使うのです。
身体がビックリして興奮し、身体のテンションが上昇。特に、腕に力が入ったままの状態になります。
「厄介だ」
身体のテンションが急に上がると、クールダウンに時間を要します。
これでは、効率がよくありません。
効率よく練習するには、
腕をリラックスさせる
上体の力を抜いて終始キープさせます。力を入れるのは体幹です。
丁寧なストレッチが、練習の質を決める
打席に着くと、ストレッチから始めます。
思い思いの方法で良いですが、5分間は必ずやります。
「意外と5分は長い」
はやる気持ちは分かりますが、あえてストレッチに時間をかけます。
ストレッチからのスロースタートが、リラックスを生み出して、練習の質を高めてくれます。
飛ばないクラブから徐々に慣らしていく
ストレッチ後は、素手のままサンドウェッジを持ちます。
20y~30yのアプローチから始めて、60yくらいまで打ち分けます。トータル20球くらい。
アプローチでは、バックスイングとダウンスイングが同じスピードになるように意識。クラブをゆったりと大きく動かします。
手応えをつかんだら、グローブを着けてピッチングウェッジです。
僕の場合、ピッチングウェッジの飛距離は110y。
力を抜き、8~9割の力に抑えて100yを打ちます。5~10球くらい。
リラックスして、身体の動きを思い出します。特に体幹を意識して、十分な捻転が行えているかチェック。
動きが分かってきたら力を入れてスイングし、番手を一つずつ上げます。
PW→9I→8I→7I→6I(各番手5球くらい)
そして、ユーティリティ→ウッド→ドライバーの順です。(各5球くらい)
最後に、ロングアイアンの5I→4Iです。(各5球くらい)
だいたい80球で、一通り打ち終えます。
あと20球ほど、その日の気分で色々な番手を打ち、終了です。
長い休憩を挟まずに一気に打ち終えます。
基本は100球、150球の日もある
150球の日は、残り50球を低い球やドロー・フェードの練習。または、コースを想定したルーティン込みのショットに使います。
特殊ショットは終盤に
変化のつけたショットを序盤に行うと、スイングが乱れたり、力感が強まる恐れがあり、良くありません。
終盤なら、身体がキレてて腕の力が抜けているのでGood!
球が余れば、サンドウェッジのアプローチで完了。以上が練習メニューです。
調子が良い日、悪い日
思うように打てない日ってありますよね。
そんな日は、感覚を取り戻すまで、けっこう粘ります。
何かしら理由があると考え、答えを見つけ出します。
不調時は、『ちょっとした何かが欠けているだけ』ってことがよくあります。
「何だったっけ?」
好調時に意識していたポイントをメモしておくと、すぐに思い出せて効果的なのでオススメです。
見つかればヨシ。見つからなければ次回に。
答えがつかめず、修正できない日もありますが、深く考えないこと。次回に思い出せばいいと前向きに考えます。
好調日は、打数は少なめ
早めの段階で、「いつでもラウンドOK!仕上がった!」という日もあります。
そんな日は、早めに退場。
「満足するので」
調子に乗ってバシバシ打っていたら、力感が強くなってミスが出だします。
そうなる前に、切り上げます。
調子の良い所で切り上げると、その後の気分がいいものです。
充実感と自信が沸いてきて、「ゴルフ楽しい」って思うはず。
考えは人それぞれですが、好調日は打ちすぎないように心掛けています。
調子の良し悪しは、コンディションに左右される
仕事がんばりすぎて疲れが…、寝不足…、筋肉痛が残ってて…、
そんなときは、やはり打ちっ放しにも影響しますよね。
「こんなはずじゃない!」と意地を張って、スイングをあれこれと変えないこと。
スイングを変える前に、身体を休めることが先
コンディションが良い時に改めて練習に行くと、「いつの間にか調子が戻ってた!」ってことが何度もあります。
スイングで意識する点を忘れたり、筋肉が衰えることはあっても、
チョットやソットのことで、スイングが大きく変わることはありません。
「心配無用」
また徐々に思い出しながら練習を続けると元の状態に戻れます。
思うようにいかないときは、スイングより身体の心配を。時には休息も肝心です。
元気なときに練習する
練習に対する考え方
練習の目的は、
- 要点をチェックすること
- 使う筋肉を衰えさせないこと
この2つが達成できればOKです。
そして、最終目標は、
- 身体がキレキレ、腕がリラックスした状態を作ること
要するに、その日が好調になればOKです。
目標未達成でも、『次回に持ち越し』とポジティブに考えるようにします。
毎回うまく行かないのがゴルフ。それでも、明確な目的を持って取り組む姿勢が大切かなと思います。
やるべきことを、やる
打ちっ放し場ですから、バシバシと強烈な球を打ちたい気持ちも分かります。
「一か八かの渾身のショットに賭ける!」とでも思えるような、豪快スイングをしたい気持ちも分かります。
ストレスを発散させに来てるわけではありません。上達を目指しに来ています。
競技思考な発言かもしれませんが、
「やるべきことを、やる」
目的を持って練習するべきです。
さいごに、もう一点
人工芝のマットで打つ場合、『耳』を使っていますか?
マットは滑りやすいので、クラブヘッドが少々手前から入ってもダフることなく打てます。
しかし、その場合は「ドスッ」「ドンッ」のような鈍い音がします。
「よ~く聞いて」
鈍い音がするときは、もう少しターゲット側でインパクトするように、意識します。
ボールにダイレクトに当たったときは、乾いた気持ちの良い音がします。
手の感触で分かったりもしますが、耳からもキャッチしましょう。
- ストレッチから始める
- 小さい番手から徐々に上げていく
- 特殊ショットは終盤に
- 腕のリラックスと体幹を意識
- 不調なときは粘るが、前向きに
- 好調なときは早めに切り上げる
- 修正できないときは次回に期待
- マットでの練習は耳を使う
練習の目的や考え方は、
- スイングにおいて大切にしていることの確認
- スイングに必要な筋肉を衰えさせない
- 身体がキレてて、腕がリラックスした状態を目指す
このように球数は少ないかもしれませんが、多めの頻度で通うことが大切かなと思います。
真剣に。ポジティブに。そして、楽しむ。
そんな思考がやる気を持続させ、やる気が上達につながるのではないでしょうか。
ということで、ゴルフを10年やってたどり着いた僕の考えをシェアさせていただきました。
賛否両論あるかと思いますが、参考程度にしてみてください。
ここまで読んでくださり、感謝いたします。
もっぴーでした。