どうもー、もっぴです。
パッティングが「上達したい!」「思い通りに打ちたい!」とお考えのことと思います。
しかし、その思いとは裏腹に、
- パンチが入ってオーバー
- 手元がゆるんでショート
練習ではスムーズにストロークできても、いざ本番となると違和感が生じてしまう。
この悩みに、散々苦しめられてきた日々を思うと、涙が出ます。
「ほんとに辛い」
いろいろ試して、やっと見えてきた長いトンネルの出口。
パッティングスタイルを大幅に改善したことで、変化が見られてきました。
僕と同じ症状で悩んでいる方に、一番お伝えしたいことは、
腕の動きを最小限に抑えて打つ
この方法が、悩み解決の糸口です。
イップスだと認めたくないが、イップス気味だと自覚している方。
この記事を参考に、少しでも悩みが改善されることを祈っています。
では、ゆっくりとご覧ください。
Contents
周りの情報に流されないこと
- プロのあの選手が使っているから
- パターの上手い人が使っているから
自分もマネして使っている。
- 高価なパターだから
- 3パット撲滅だと謳っているから
- 見た目が格好いいから
このような理由で選んでいる方。それは本当に自分にマッチしたパターですか?
使う本人が良いと思うものは、その本人にとっては正しいこと。みんなバラバラでみんな正しい。全てが正解です。
他人が良いと思うものは、他人にとっては正しいこと。
しかし、
自分にとって正しいかどうかは別だということです。
みんな、感性がま~~~ったく!違うからです。
大切なのは、
自分に合うかどうかの基準で選ぶこと。
自分がしっくりくるパターを選ぶこと。
周りの評価や、デザインなどの見た目、値段などを気にしてはダメです。
この記事の情報も信用してはダメということです。
しかし、イップス気味だった僕が「コレだ!」という、手ごたえを感じた情報なので、真実味はあるかと思います。
あなたがパターに関して何らかの悩みや違和感があるから、パターについて検索してみようと思い立ち、
今、この記事を見ている。
このご縁に感謝しつつ、心を込めて情報をシェアします。
パターのヘッドは重たいものを選ぶ!
軽いのか、重いのか、まずこの選択で迷った場合、真っ先に『重いもの』をオススメします。
重ければ、腕の余計な動きは抑えられます。これは経験上まちがいなしです。
軽いにしろ、重いにしろ、どちらもメリット・デメリットは付きもの。
パッティングで苦しんでいるなら、有無を言わずに重いものです。
パターのヘッドは大きいものを選ぶ!
マレットやネオマレット型の『大ぶり』をオススメします。
大きければ、腕の余計な動きが抑えられます。
また、慣性モーメントという働きが生じて、芯を外したときのロスが大幅に軽減されます。
言い換えると、芯が大きいということ。
テクノロジーの恩恵を受けて、芯の大きなパターを選びます。
さらに、フェースバランスが良いので、フェースの開閉がしずらいのもメリット。
センターシャフトを選ぶ!
ヘッド中央に向かってシャフトが真っすぐ刺さった、『オフセットなし』を選びます。
センターシャフトは、シャフトの延長線上に芯があるので、芯を意識しやすくミート率が向上します。
「分かりやすい」
また、構えやすいため、ヘッドを正しくセットしやすくなります。
左がオフセットなし、右がオフセット付きの写真です↓↓
違いはフェース面の位置。シャフトの延長線上にあるか、後方についているかの差です。
左のオフセットなしの方が、感覚として早くインパクトを迎えます。
もちろん、センターシャフトにもデメリットは存在しますが、デメリットはどのタイプにもあること。
パッティングを変えたいのであれば、なりふり構わずセンターシャフトです。
フェースはインサートなしを選ぶ!
インサートとは、フェース面に埋め込まれる部材のことであり、金属・樹脂・セラミック素材などさまざまです。
これは衝撃を吸収して、打感を柔らかくし、転がり過ぎを防止する効果があります。
反対に、インサートなしの場合は部材が入っていません。(正式名:ノンインサート)
打感が硬くて、よく弾き、よく転がるのが特徴です。
「打感が伝わりやすい」
よく転がるということは、小さなエネルギーでOKということ。つまりストローク幅を抑えられます。
僕の理論では、少ない振り幅で効率よく転がしたいので、インサートなしを選びます。
少ない腕の動きで打つ理由
パッティングが苦手な方は、ストロークに自信がないと思います。
動かすのが苦手なら、動かす時間をコンマ数秒でも短縮し、動かす範囲を数ミリでも少なくした方がいいです。
「だって、苦手だから」
緊張やしびれ、違和感などの症状が現れるなら、なるべく腕の動きを最小限にしてコンパクトなストロークを目指します。
特に、
バックスイングを出来る限り小さくする
バックスイングを小さくすることは、同時に芯に当たる確率も高まります。
少ない振り幅で確実に芯でヒットする打ち方が、自称イップスの克服打法です。
少ない腕の動きで打つ理由はここにあります。
この打ち方を実現させるために、『よく転がるパター』を選びます。
小さな力で効率よく転がすには、
- ヘッドが重い
- ヘッドが大きい
- センターシャフト
- インサートなし
この条件を満たしたパターを選ぶこと。
まとめると、
- バックスイングを小さくし、センターシャフトで芯を意識して、真芯ヒット率を向上
- 重いヘッドと、高反発のフェースで効率よく飛ばす
- 大きいヘッドで芯を大きくして、フェースバランスを整えてミスに強くする
- 早めのインパクトを迎えるオフセット形状
このようなパターを探します。以下のような低価格のものでもOKです。
kgパターについて
これは、条件を満たしたKg(ケン・ジアニーニ)パターです。
このモデルは左用のみ製造されています。実は、左利きの僕にピッタリ。
特徴は、
- かなり重い(総重量:約626g)
- マレット型
- センターネック
- オフセットなし
- インサートなし
- ヘッドにターゲットラインなし
- 低価格設定
条件は揃っています。
ヘッドにターゲットラインがありませんが、ボールにラインを入れることで、方向性の問題は解決しています。
むしろ、ラインがない方が、かえって気楽に打てます。
「気楽さ、大切」
低価格なので、見たところ最新のテクノロジーは詰まってない気がします。
「こんなので大丈夫か?」と半信半疑ですが、ストロークしてみると意外と良好。
構えやすいので、ボールにラインを入れなくても大丈夫な印象を受けます。
見た目よりズッシリしていて、ヘッドが重く、バックスイングの動きが安定。
他の試打したパターが軽く感じて、バックスイングが乱れます。それくらい他を圧倒するパター。
ラウンドで使ってみて、思い通りに打てているので好感触です。
強くは勧めませんが、
安いパターを使うことには一点だけ、大きなメリットがあります。
それは、安いパターだから、『外しても、しょうがない』という心理になれること。
期待しすぎない。きっちりする必要がないので、気楽に打てます。
「このメリットは、思った以上にデカい!!!」
パッティングの大部分を占めるメンタルに、ものすご~~~~く良い影響を与えます。
「意外と、よく入る」
強くは勧めませんが、面白い可能性を秘めたパターです。
※左利き用のパター
さいごに
道具の効果を見くびるなかれ。
パターを変えると、パッティングが劇的に変わります。
自分の身体や心理に問題があるなら、道具の力を借りて克服していきましょう。
ということで、パターを選びの条件と、パッティング理論の紹介でした。
右利きの方のために、理論に合うパターをピックアップしておきます。参考にしてみてください。
①めっちゃ安いので、お試し用のパター↓↓
②気になっているパター。技術の結集、ネオマレット型がオススメ↓↓
どちらも重量のあるパターですが、重さが足りないときは鉛を貼って、ヘッドを『振れる範囲でできる限り重く』しましょう。
調整は、フェースバランスを見ながら、専門の人にやってもらうといいでしょう。
今回は『道具編』でしたが、『ストローク編』に関しては、以下の記事で紹介しています。

ストローク、アドレス、握り方、ボールの位置など詳しく解説していますので、あわせて読んでいただくと効果的です。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
以上、もっぴーでした。