パッティング

パッティングでスパットにまっすぐ打ち出す方法【ラインを引く】

スパット

スパット(目印)に対して、

 

うまくフェース面を合わせられない人に向けて書きました。

 

このお悩みの結論は、ボールにラインを引くです。

 

この記事では、

  • どのように打ち出し方向を決めているのか知りたい
  • スパットを決めるらしいけど、実際にどうやるのか説明してほしい

といった、疑問に答えます。

 

そして、

  • 打ち出し方向の決め方が分かる
  • スパットに正しく打ち出すストローク方法が分かる

上の2つが分かります。

 

僕が実践中の方法を紹介しています。効果を実感しているのでオススメですよ。

参考にしてみてください。

 

パッティングでスパットにまっすぐ打ち出す方法

パッティング

スパットとは、グリーン上の目印のこと。

 

たとえば、

  • 芝が変色した部分
  • 砂粒
  • 葉っぱなどの小さなゴミ
  • 小さな傷あと

 

打ち出し方向にあるスパットを決めて、その上を通過するように打てればOKということです。

 

手順は3つです。

手順①:ゴルフボールにラインを引く

ラインマーカーを使いボールにラインを引きます。引き方については、
【方向性アップ!ボールにラインを引いてみよう!】

↑↑の記事で紹介しています。

 

手順②:ボールを置いて確認する

ボールに引いてあるラインをスパットに向けて置いたら、必ず確認します。

 

目の錯覚などで、方向が違っていることがよくあるからです。

 

コツがあって、ちょっと難しいのですが、ボール中心の真上にラインが来るようにします。ボールを真上から覗き込むようにすると正しく置きやすいです。

また、スパットは出来るだけ近くのものを選びます。遠くより近くの方が合わせやすいからです。

 

置いたら、後ろに2~3歩下がります。ここで目をよく凝らして確認します。

後ろから見る方法がいちばん確認しやすいためです。

 

ズレていたらもう一度やり直します。スロープレーを避けたいので、やり直すのは1回までと決めています。※ボールを置く練習も必要

 

ボールのライン通りに打ち出せば、スパットの上を通過することになります。

手順③:パターのフェース面をセットする

ボールライン

 

合わせ方は2通り。

  1. パターヘッドのセンターラインを合わす
  2. パターのフェース面を合わす

 

方法①:パターヘッドのセンターラインを合わす

上図の通りです。

大体のパターヘッドにはセンターラインが入っています。まっすぐ結ぶように置きます。

 

ただし、意外と難しい。

 

目の錯覚が生じるからです。

 

※マレットやネオマレット型などの大型ヘッドのパターは合わせにくいです。

正しく合わせているか検証するため、友人にボール後方の視点から確認してもらいました。

結果:ボールのラインと、パターのセンターラインを結んだ線が、何度やっても「くの字」に曲がって見えるみたいです。

 

友人にまっすぐなるように調整してもらうと、今度は僕の視点から「くの字」に見えます。

 

センターラインを合わす方法は、訳が分からなくなって断念しました。個人差があるのかもしれません。

 

方法②:パターのフェース面を合わす

ボールのラインとフェース面が直角になるように置くだけです。

僕も採用している方法です。わりと合わせやすく問題なく打てています。

 

スパットに正しく打ち出すストローク方法

パッティング

正しくセットできたら、ボールのライン方向にストロークします。

 

コツは、『イン・トゥ・イン』の自然な軌道でストロークすること。※まっすぐ引いてまっすぐ打ち出すストロークではありません。

イン・トゥ・インの軌道が良い訳

理にかなっているからです。

 

身体と腕は連動しています。少ない動きですが、軸を中心としたボディーターンで動いています。

身体から腕が離れない限り、軸を中心とする円運動なのでイン・トゥ・インの軌道になります。※ストレート・トゥ・ストレート軌道は、身体から腕が離れる動きです。

 

この考えは人それぞれなので、どちらが正しいのか答えが明確ではありません。

 

パッティング名手のジョーダン・スピースは、「ヘッドをまっすぐ引くかどうかは、難解すぎて考えない」と発言しています。

 

あまり神経質にならず、一度セットしたら、ボールのラインを気にせずに自然に腕を動かしましょう。

 

アドレスを疑ってみる

正しくセットしてストロークしても、方向にバラツキがあるなら、アドレスを疑ってみてください。

 

ターゲットに対してアドレスが平行に向けていなければ、主軸が曲がっているのと同じなので方向に狂いが生じるからです。

 

ボールのラインと平行にアドレスしたつもりでも、カップに身体を向けてしまうことで、クローズスタンスに構えてしまっている人が多いみたいです。

 

また、下半身は正しくセットできていても、上半身だけがクローズになっている可能性も十分に考えられます。

 

プロ選手ですら、専属のコーチをつけて、パッティングアドレスをチェックしています。そのくらい、アドレスは簡単なようで難しい。

 

セットしても狙った所に転がらないときは、アドレスを疑い、他の人に見てもらうと良いでしょう。

 

まとめ

パッティング

スパットにまっすぐ打ち出す方法のまとめです。

 

ポイントまとめ
  • スパットはできる限り近くのものを選ぶ
  • ラインを引いたボールを使い、置いたら後方から確認する
  • ラインに対して正しくパターをセットする
  • イン・トゥ・インの軌道でストロークして、バラツキがあるならアドレスを疑う

といった感じです。

 

ボールにラインを引く方法をオススメしました。ラインマーカーの使い方や、ラインを引くことで得られる効果については別記事で公開しています。
【方向性アップ!ボールにラインを引いてみよう!】

 

他にもパッティングの精度を高める練習方法として、パターマットを使った練習も紹介しています。
【精度を高めよう!自宅でパターマットを使って練習】

 

パッティングの方向性が高まり、ますますゴルフが楽しくなっていくことを望んでいます。

 

以上、もっぴーでした。