この記事を読んで頂くと、
- ダウンスイングで意識すること
- 下半身リードしない理由
上記の2つが分かります。
トップから切り返すときに、どこを意識するのか。
ダウンスイングのコツをお伝えしますので、参考にしてみてください。
Contents
ダウンスイングの始動のきっかけ

結論から言うと、下半身リードは意識しません。
意識する所は、
- 腕と身体を同時に戻す
この一点です。
ボディターンで戻す
ダウンスイングでは、捻転してあるボディを、元に戻すことを意識します。
捻ったものを戻すという、シンプルな考え方です。
腕も同時に戻す
上げてある腕も、元に戻します。
ボディも腕も、戻すタイミングは同時です。
ありがちな、腕を遅らせるパターン
ボディ先行で、腕を遅らせる考え方。
これも、試したことがありますが、どうしても、
- 身体から腕が離れる
- 脇が開く
上記の問題が発生します。
そして、
同時に動かす方が分かりやすくて、やりやすい。
やりやすい動きの方が安定するので、腕を遅らすことはありません。
ダウンスイングでは、腕と身体を同時に戻すことのみに集中します。
下半身リードを意識しない理由
結論から言うと、ミスが多くなるからです。
これは、経験上の話です。
特に、
- ミート率の低下
- 身体の正面から腕が外れる
- 右脇が開く
上記3つの問題が出てきます。
問題①:ミート率の低下
下半身リードを意識すると、全体の軸がブレやすくなります。
そのため、スイングが安定せず、ミート率の低下を招きます。
ミスは付きものですが、本来なら60点のショットで済むところが、35点になるように、ミスの度合いが大きくなる印象です。
問題②:身体の正面から腕が外れる
どうしても、正面から腕が外れやすくなります。
下半身リードを意識すると、腕が遅れてしまうのが原因です。
油断すると、腕は簡単に離れてしまいます。
問題③:(右打ちの場合)右脇が開く
右脇が開いて、フライングエルボーの形になりやすいです。
※フライングエルボーとは、右肘が横を向いてしまう形。
腕が遅れて、肘の位置が変わるのが原因です。
分かっていても、出来ない現象です。
『腕』と『肘』が離れて、『脇』が開いてしまうので、下半身リードは意識しません。
下半身は自然に動く
ボディを中心に回転すれば、下半身はつられて動きます。
上半身と下半身は連動するので、自然の流れに任せておけばOK。
※自然のままの動きが、安定感を生みます。
下半身リードしているように見える
下半身を意識せずとも、下半身リードしているように見えます。
これには大事なポイントがあって、
- ボディターンしているかどうか
この一点です。
身体中心の大きな筋肉を使ってターンしていると、下半身も連動してくれます。
反対に、
手だけのスイングをしていると、下半身が連動してくれず、上半身だけで打っているように見えます。
このことから、ボディターンをすることが前提になります。
ボディターンのスイングに関しては、別記事で詳しく解説しています。
⇒ゴルフスイング理論【ボディターンが8割重要、コツも紹介】
細かな動きも説明していますので、参考にしてみてください。
さいごに
まとめます。
- ダウンスイングでは、捻転を戻すことを意識
- 背中の軸(ボディ)をターンさせる
- 身体と腕は、同時に戻す
- 下半身リードは意識しない
- 上半身と連動して下半身が動く
といった感じです。
ダウンスイングでは、
あとの1割は、インパクトで少し押し込むイメージを持つことです。
参考記事⇒【ゴルフスイングは、頭を残す?インパクトで意識すること】
下半身リードは、パワーを生むので理想の形です。
しかし、意識せずとも自然になるものです。
※全体のバランスが大切なので、タイミングをズラすといったことは避けて、なるべくシンプルなスイングを心掛けています。
ということで、ダウンスイングでは腕や下半身ではなく、ボディターンを意識してみてください。
以上、もっぴーでした。