ガーセングリップが気になる人に向けて、レビュー記事を書きました。
この記事を読んで頂くと、ガーセングリップの、
- 特徴
- 評価
上記の2つが分かります。
2016年、大激闘の全英オープン。優勝した、ヘンリク・ステンソンが当時使っていたパターグリップです。
※2020年1月時点でも使用しています。
『特徴』『評価』の順に説明しますので、参考にしてみてください。
ガーセングリップの特徴
購入したのは、『GARSEN(ガーセン)G-Pro MAX』
※ダイヤゴルフという会社が、国内独占販売契約を結んでいます。
形状は、山型
下図は、グリップの断面です。
出典:ダイヤゴルフ
親指を置く正面側が山型になっていて、やや太めの形状です。
少々クセのある、珍しい形のグリップです。
握り方
山の頂点が正面になるように握ります。
下図参照。
出典:ダイヤゴルフ
両手で、下から包むようにして握ります。
親指同士が重ならないのが特徴です。
メリット
握ったとき、両手が同じ位置になります。
下図の『図1』が一般的なグリップ。『図2』がガーセングリップです。
出典:ダイヤゴルフ
『図1』は、右手が前に出ますが、『図2』のガーセングリップは、右手が前に出ません。
スクエアに構えやすいので、真っすぐなストロークが可能ということです。
これが、ガーセングリップの大きな特徴であり、最大のメリットです。
ガーセングリップの評価

ラウンドで使用したので、評価します。
結論から言うと、僕には合いませんでした。
使う人の感性によるので、万人に向くとは限らないからです。
正直な感想は、
- ストロークしやすい
- 距離感が合わせにくい
上記の2点です。
ストロークしやすい
肩のラインと、腕のラインがスクエアに構えられるので、ストロークしやすいです。
また、パターと腕の一体感があるので、スムーズに動かせます。

※左利きです。
直線的にストロークしやすいので、大型ヘッドが相性抜群だと思ったからです。
※手や腕は使わずに、肩や背中軸の捻転を意識しました。
その結果、方向性が良くなり、特にショートパットが自信を持って打てます。
距離感が合わせにくい
手の感覚が薄れるためか、距離感が合わせにくいです。
利き手の感性が使いずらい握り方なので、手の感覚でタッチを出す人にとっては、難しいかもしれません。
また、下図のように握るので、
出典:ダイヤゴルフ
両手親指の腹の部分が、グリップ面に当たります。
下図の『ここ』の部分。
柔らかくプニプニしている所です。
この弾力の影響で、ストローク時にグリップが微妙に振れてしまいます。
その微妙な振れが、距離感を合わせずらくしている印象です。
何度も試しましたが、時々パンチが入るようになり、距離感が合わせにくかったです。
これは、使う人の、
- 手の形
- 手の大きさ
- 握り方
- 力加減
- 感性
などが影響して、個人差があると思います。
全員に合うとは、一概には言えません。
さいごに
まとめます。
- 山型の形状をしている
- 握ると、肩と腕のラインがスクエアになる
- 直線的にストロークしやすい
- 大型ヘッドとの相性が良い
- 距離感が合わせずらい
『方向性UP』だけど、『距離感DOWN』といった感じです。
オススメするのは、微妙
距離感の問題が、どうしても克服できなくて、現在は使っていないからです。
しかし、スクエアに構えられるので、ストロークしやすいのは事実。
方向性が良くなるので、タッチを合わすことが出来れば武器になると思います。
見た目は格好良い
斬新なデザインで、見た目は格好良いです。
他者で使っている人をなかなか見かけないので、個性を出す意味でも魅力的なグリップだと思います。
ということで、『ガーセンG-PRO MAX』のレビューでした。
新感覚なので、試してみるのも面白いかもしれません。
☆色は6種類です。
参考にしてみてください。
以上、もっぴーでした。