コックしないスイングは有りなのか?
今回は、コックの必要性についてです。
この記事の内容は、
- コックの必要性
- コックを意識しないでOKな理由
- コックの代わりにどこを意識するのか
上記のとおりです。
なぜ、コック無しでOKなのか?
掘り下げて解説していきます。
Contents
ゴルフのコックの必要性

結論は、意識しないでOKです。
意識しなくてもスイングできるし、不自然に見えることもないので問題ありません。
コックを使うな!ではなく、「意識しない」が正しいよ。
コックを無くして手首を固定するのではなく、「全く意識しない」で自然の動きに任せるということです。
あくまで、意識がポイントです。
コックを意識しないでOKな理由

理由は、
- コックを意識しない方がシンプルで簡単
- コックを意識しなくてもスイングできる
上記のとおり。
コックを意識しない方がシンプルで簡単
コックを使うと、スイングが複雑になります。
よく見かけるのが、
- コックでタメを作る(タメって何?)
- ハーフウェイバックでコックを入れる(タイミングが謎)
- コックを解かないでキープ(どこまで?)
- コックは右手首の親指方向に使う(方向が謎)
たとえば、上記のとおり。
瞬時の動きの中で、これらの動作をキッチリやれますか?
しかも、タイミングと方向って、わりと曖昧だったりします。
そして、
- タイミング
- 方向
- 角度
注意点が3つもありながら、1つでも狂うとスイングが乱れてしまいます。
難しくないですか?
練習量でカバーできるでしょうが、その日の調子に左右されやすく、総合的な安定感に欠けてしまいます。
なので、コックの意識を無くして、スイングを簡略化した方が良いのです。
コックを意識しなくてもスイングできる
コック、つまり手首の動きを意識しなくてもスイングできます。
手首を力を抜いて、ボディターンを意識すれば飛距離は出るよ。
コックではなく、ボディターンの意識に比重を置くと良い感じです。
ボディの大きな筋肉を使って、飛距離を稼げるので問題ありません。
まとめると、
手首の動き(コック)は、クラブの軌道を大きく変えてしまいます。
少しでも誤った動きをするとミスショットにつながるので、
手首を使うのはリスクがあるってことです。
コックの代わりにどこを意識するのか

結論は、肘(ひじ)の動きとボディターンです。
ボディターンのスイング理論でも解説しましたが、
- ボディターンを80%意識
- 肘の曲げ方を20%意識
上記のとおりです。
もう少し詳しく解説すると、
- ボディを90°捻転する
- 肘を2~3割曲げる
上記の2つを「同時に」行ってバックスイングをし、ダウンスイングで「同時に戻します。」
腕や手首などの自由自在に動く筋肉は、あえて意識しません。
その代わりに、可動範囲の少ない体幹などの筋肉をメインに動かします。
そうすれば、安定感が増して、飛距離UPも狙えます。
「コックを意識しない」選択肢もあるということです。
さいごに

まとめます。
- コックは意識しないでOK
- コックは「タイミング・方向・角度」が要求されて難しい
- コックをしなくてもスイングできる
- コックの代わりにボディターンを意識
- 大きな筋肉を使って飛距離を稼げる
といった感じです。
コックを意識しないスイングは安定する
考えることや、必要な動作が減るからです。
再現性の高いスイングをするには、シンプルな動きが欠かせません。余計なことは排除するのが適切です。
理想は、末端の部位は脱力させて、体幹に力を入れて振ることです。
大きな筋肉こそ、絶大な安定感を誇り、ミスを減らします。
コックを意識しないスイングでも飛ぶ
腕や手首を脱力して、身体の動きを意識すれば、クラブは走ります。
ミート率も安定するので、飛距離が出ます。
でも、安定性に欠けるんだよね。あくまで僕の意見だけど。
コックを使って鋭いスイングで飛ばすこともできますし、コックを意識しないボディターンのスイングでも飛ばすことができます。
どちらでもOKなら、安定感重視の方が効率的だと思います。
よって、安定するボディターンの意識という結論に至っています。
ということで、コックの必要性は少なめです。
コックが難しくて困っているのなら、いっそのことコックを意識しないスイングを試してみてはいかがですか?
この記事が参考になれば幸いです。