スイング

ゴルフスイングで前傾姿勢をキープするコツ【4つ紹介】

前傾姿勢キープ
前傾姿勢がキープできなくて困っている。
バックスイングのときに上体が起き上がってしまう。
打点がバラついていて、トップやダフリが多い。

といった人に向けての記事です。

 

この記事を読んで頂くと、

  • 前傾姿勢をキープするコツ

が分かります。

 

ゴルフを12年間続けて、効果のあった方法を紹介しています。

 

前傾姿勢をキープできるとスイングは安定します。

ですが、分かっていても上手くできないのがゴルフの難しいところですよね。

 

ちょっとしたコツをお伝えしますので、参考にして頂ければ幸いです。

 

前傾姿勢をキープするコツ

コツ

 

コツは、

  1. ひざに力を入れる
  2. 目からボールまでの距離を変えない
  3. 背骨を軸としたボディターン
  4. 腹筋と背筋の筋力アップ

上記の4つです。

 

順に解説します。

 

コツ①:ひざに力を入れる

スイング始動前からトップにかけて、ひざに力を入れます。

なぜなら、ひざは土台(下半身)を支える要です。ここが動いてしまっては、姿勢をキープできなくなるからです。

 

スイング始動前に、両ひざを1~2センチ内側に寄せる動きをします。「クッ」と力を入れる感覚です。

これは、別の記事で詳しく解説中です。
ゴルフスイングを安定させる膝の使い方【角度をキープさせるコツ】

 

また、

【参考】
松山英樹プロのスイング動画を見れば、バックスイング直前にひざに力を入れているように見えます。

 

ひざに力を入れると、ひざが動きずらくなります。ひざの角度がキープされ、おのずと前傾姿勢もキープできます。

 

もっぴー
もっぴー
ひざが伸びて上体が起き上がってしまう人には効果的だよ。

 

やり始めは難しいです。バックスイングがぎこちなくなります。

対応するのに時間はかかりますが、マスターできれば意外と簡単にできます。

 

コツ②:目からボールまでの距離を変えない

アドレスからインパクトまで、「目からボールまでの距離」を変えないように意識します。

この距離が一定ならば、前傾角度も一定に保てるからです。

 

目の他に、

  • おでこ
  • あご

などでもOK。

ですが、ボールは目で見ているので、目が正確で分かりやすいと思います。

 

あくまで、意識することがポイント。

ガチガチに固まる必要はありません。

 

もっぴー
もっぴー
トップやダフリが多くて、打点がバラつく人には効果的だよ。

 

ちょっとした意識なので、すぐに試せます。

「意識する・しない」で微差が生まれると思うので、トライしてみる価値はあります。

 

コツ③:背骨を軸としたボディターン

ボディターンを意識してスイングします。

なぜなら、手を使う意識が強いと、上半身が手に引っ張られて上体が前後に動いてしまうリスクがあるからです。

 

前傾角度をキープしたまま、背骨を軸にして上半身を回します。

このボディターンについては、別の記事で詳しく解説中です。
ゴルフスイング理論【ボディターンが8割重要、コツも紹介】

 

背中に一本の棒が通っていることをイメージするのがコツです。

 

【簡単な練習方法】
身体の正面でクラブを構えて、まっすぐ立った状態で上半身を回します。

回す感覚がつかめたら、前傾角度を作って同様の動きをします。

 

力むと身体が硬くなって回りずらくなるので、リラックスするのがポイントです。

 

もっぴー
もっぴー
ボディターンはスイング全体を良くする効果を秘めているのでオススメだよ。

 

手や腕よりも、ボディの大きな筋肉に意識を向けてみてください。

上体がブレにくく、前傾姿勢のキープも容易になります。

 

コツ④:腹筋と背筋の筋力アップ

筋力は、前傾姿勢をキープする役目を果たしているからです。

 

腹筋と背筋、それからプランクなどの体幹トレーニングもGood。

 

ジムなどに通わなくても、スキマ時間に自宅でやる程度でOKです。

 

もっぴー
もっぴー
器具なしの、自重トレーニングのみだよ。

 

 

頭では分かっていても、身体が言うことを聞いてくれない場合は、

  • 腹筋
  • 背筋
  • 体幹

上記3つの筋力アップが欠かせません。

 

この3つは、どれだけ鍛えてもゴルフスイングの弊害にはならないので、できる限り鍛えておきましょう。

 

それでも、前傾姿勢を保てなかったら

できない

 

前傾姿勢をキープする方法をいろいろ試しても、効果を実感できないかもしれません。

 

そんな人は、

  • ロボットになりきる

ことをオススメします。

 

動きをロボット化する

大げさな表現かもしれませんが、ロボットになったつもりでスイングします。

 

考えるのは、前傾姿勢をキープすることだけです。

 

実際に、このくらい大げさにやらないとスイングは変わらないからです。

 

 

イメージの力はよく使われます。一つ例をあげると、

 

ジャックニクラウスは、マスターズの高速グリーンで繊細なタッチを出すために、

「パターのシャフトがガラスの棒になったつもりで打つ」

と表現しました。

 

同様に、前傾姿勢をキープするために、「ロボットになったつもりでスイングする」のもありだと思います。

 

【体験談】
「これでもか!」というくらい動きを制限して、ようやく前傾姿勢をキープできるようになりました。

 

前傾姿勢をキープするには、思っている以上に動きを制限する必要があることが分かってきます。

この窮屈な感じをつかむことができたら成功です。

 

前傾姿勢がキープできている感覚をつかむまで、ロボットを意識してスイングしましょう。

 

さいごに

可能

 

ポイントは、

  • ひざに力を入れる
  • ボディターンを意識
  • 目からボールまでの距離を意識

といった感じです。

 

そして、

  • 身体を鍛えて、ロボットになりきる

ことです。

 

前傾姿勢がキープできると、スイングは見る見るうちに上達します。

 

一度に全部はムリなので、少しずつスイングに取り入れてみてはいかがですか?

 

 

あなたのスイングに小さな変化が起きれば幸いです。

 

以上、もっぴーでした。